販売から7か月、世界中で10万人以上の方が「ili(イリー)」を利用し海外旅行を楽しんでいただいております。

イリーは「旅行者用の翻訳機」というコンセプトのもと、完全にオフラインであることをはじめ、翻訳スピードや持ち運びやすさなど、旅行時の使いやすさを実現させるために最適化してきました。

そこから生まれたイリーの新しい価値。

「接客用のオフライン翻訳機はないのか?」

そんなお客様の声から生まれたのが、接客向けに特化した新型オフライン翻訳機「ili PRO(イリープロ)」です。

ili PROの特徴や詳細の説明を動画で見たい方は、下記の動画をご覧くださいませ。

イリーが選ばれる理由とは?

お客様の声をヒアリングすると「ネット接続なしで使えるからいい!」「シンプルで使えるのがいい!」という声が圧倒的に多いことがわかりました。

さらに、イリーの使用者の85%が40~70代の層になりますが「シンプルにボタン1つで使えるのがいい」というお声をたくさんいただいております。

その中で「接客向けに使えるものはないのか?」とのお問い合わせを約1万3000通もいただきました。そこでログバーでは、海外旅行者向けの翻訳機だけではなく「接客向けのイリーもつくろう!」と考え開発を進めてきたのが「ili PRO(イリープロ)」になります。

ili PROとは?

旅行者向けのイリー(白)に対して、旅行者を受け入れる接客業向けのイリーを「ili PRO(イリープロ)」としてすみわけを行い、第2世代オフライン翻訳エンジン「STREAM2」を搭載するだけでなく、接客時により使いやすくなるカスタマイズ機能を実現しました。

オンライン翻訳機/アプリと同等レベルを実現

ili PROの開発にあたり注力したのが翻訳精度です。第二世代オフライン翻訳エンジン「STREAM2」の開発により、オフラインという環境下でオンライン翻訳機/アプリと同等の精度を実現することが可能になりました。

しかしこれだけでは、接客に適した翻訳精度を高めたとは言えません。

従来の個人向けイリーでは、一般会話全体を翻訳するのではなく「旅行会話」という部分に特化することで、旅行時の会話の際に精度を高く保てるように開発を行いました。

結果、ネット環境に依存せずに旅で使いやすい翻訳機を実現してきました。

一方、ili PROではSTREAM2により一般会話全体の翻訳精度を高めつつ、接客用にチューニングすることで「翻訳範囲を強化」と「接客分野での精度」を高めることに成功。

これにより、接客で使えるオフライン翻訳機「ili PRO」が誕生しました。

「飲み方は、ロックでいいですか?」

こんな何気ない接客フレーズも、一般的な翻訳アプリなどを使うと「ロック=鍵のロック」と認識されてしまうことも。ili PROは、このような認識や翻訳が難しと言われている接客フレーズもカバーしているオフライン翻訳機になります。

対応できる業種について

接客フレーズという部分では従来のイリーの3倍以上のフレーズをカバー。飲食店をはじめ大きく5つの分野にフォーカスし、特にイリーが使いやすいように設計されています。

販売店では、客単価のアップ。受付業務では対応時間の短縮など、様々な効果が期待できます。

ili クラウドにより接客しやすい翻訳機に

イリーそのものの進化により、オフラインにおける翻訳精度は確実に上がりました。しかし「接客で使いやすい翻訳機」というのは導入されたお客様ごとニーズがあると考えています。

そこで、イリーそのものの進化に加え、各お客様ごとに使いやすい翻訳機にカスタマイズできるサービス「ili クラウド」を同時にリリースしました。

「ili クラウド」を使うことで、イリーをパソコンにつなぎ下記の3つのカスタマイズが可能になります。これにより、今まで翻訳できなかった単語、頻繁に使うフレーズなどの翻訳が可能になりました。

1.iliショートカット

「ili ショートカット」は、海外からのお客様を接客をする際に、頻繁にするご案内を一言で伝えることができる機能です。実際に、実証実験ではイリーを使いこなしている方ほど「この機能を使った!」というお声もいただいております。

例えば、レンタカー業者であれば「保険の説明」について1つずつ外国語で説明することはとても大変です。旅館であれば、こだわりの料理について外国語で説明したいことも多々あると思います。

そして「外国語で書かれた説明書きを渡すだけでいいのか・・・」「しっかりと接客がしたい」というお声があったのも事実です。

そこで、頻繁に使うフレーズをiliショートカットに登録しておくことで、接客がよりスムーズになります。

iliショートカットの登録は非常に簡単です。

iliクラウドより「iliショートカット」の画面に移動していただき「入力フレーズ(日本語)」と「出力フレーズ(日本語)」を入力します。その後「翻訳」というボタンを押すだけで、自動的に英語・中国語・韓国語に翻訳されます。

最後に「学習開始」をクリックすると、2~3時間後には翻訳辞書が出来上がります。

これを、お手持ちのili PROにインストールすれば完成です。

例)

入力フレーズ:免税の説明

出力フレーズ:こちらのレシートを免税カウンターまでお持ちいただければ消費税分を現金で返金いたします

これにより、「免税の説明」とili PROに話しかけると、英語・中国語・韓国語に翻訳された出力フレーズが発話されます。

2.ili カスタマイズ(単語登録機能)

ili PROは接客用の翻訳機ではありますが、各お店ごとの「固有名詞」までは網羅できておりません。そこで「iliカスタマイズ(単語登録機能)」を使うことで、お好きな単語をイリーに登録することができます。

これにより、今まで翻訳できなかった固有名詞も翻訳が可能になります。

お勧めのメニューや商品を伝えたかったとしても、その翻訳ができないことも多々あります。

例えば、弊社ログバー社のお勧めのドリンク「ログバービール」があったとしましょう。これを海外からのお客様にお勧めしようとしても「ログバービール」というオリジナルメニュー名(固有名詞)というのは翻訳できません。

そこで「ログバービール=Logbar Beer」と単語登録をしておきます。

そうすることで、次回の接客から「このログバービールがお勧めです!」とイリーに話しかければ「This Logber beer is recommended!」と、ちゃんと「ログバービール」を認識して翻訳することができるようになります。

3.iliローカライズ(エリア辞書機能)

お客様からの要望が多かった機能の1つで、導入いただくエリアごとに辞書を選んでインストールすることができる機能です。

これは、似たような音(名前)を認識した際にエリアごとに優先順位を決めてそちらを優先して翻訳するように設計されています。また、各エリアの地名などその他の固有名詞にも対応しています。

例えば、東京都の「渋谷」と鹿児島県の「志布志市」については、音として似ているだけでなく、そもそも言いにくい単語のためイリーが誤認識してしまうケースがあります。

そこで、東京のエリア辞書には「渋谷」、鹿児島のエリア辞書には「志布志市」とそれぞれの優先順位を高めることで、誤認識の確立を下げました。

地域に特化した辞書で、よりスムーズに接客を行うことが可能になります。

ili PROの対応言語について

ili PROの対応言語は、日本語から「英語・中国語・韓国語」への3言語です。多言語対応についてはよくコメントをいただくのですが、ili PROでは訪日外客数の9割を占める3言語にフォーカスしています。

これにより、ほとんどの外国人旅行者の言語で接客を行うことができるようになります。

また、ili PROでは「多言語入力モデル」への切り替えが可能になります。通常、日本語から3言語への翻訳ですが、お客様貸し出し用として外国語3言語から日本語に翻訳する設定に切り替えることができます。

お客様の国に合わせて言語を切り替えお貸出しすることで、お客様のニーズをお聞きすることが可能になりました。

クラウド翻訳機/アプリとの違いは?

接客というシーンで実証実験を重ねヒアリングをした結果、従来のクラウド型翻訳機やアプリでは実現が難しかった「4つのポイント」についてご説明します。

1.独自のカスタマイズが可能

ili PROのベースとなる一般会話の部分については、ほぼオンライン並みになりました。

さらに「接客向けの辞書」を搭載し、導入いただいたお客様のシーンに合わせて「3つのカスタマイズ」が可能になり、お客様のニーズに合わせた独自の翻訳機を作ることができます。

これにより、接客用翻訳機としての実用性が増しました。

2.オフラインであること

※従来のオンライン翻訳機で起こりうる事象

「接客業者は、ネット環境があるからオンラインで十分」という声をよく聞くのですが、過去弊社でもオンライン翻訳機を開発しテストを行いました。しかし、結局使われなくなるということがわかりました。

これは「安定性」という部分につながってきます。

いくらネット環境が整っていたとしても「たまたまその時ネットが不安定で使えなかった」ということは、どこででも起こりうる事象です。

「100%使えるという安心感がなければ、結局使われなくなる」というのが実情ではないでしょうか。

目の前にお客様がいるという接客シーンを想定し、ili PROでは「ネット環境の不安」を完全に解決しました。

3.起動時間の安定性

ili PROは、常に1秒で使い始めることができます。

オンライン翻訳機の場合、毎回不安定であることが予想されます。それゆえに「接続されているか」「すぐに翻訳できる状態なのか」という不安が生じるケースが多発します。3秒で使い始められることもあれば、10秒かかったり、まったく起動しないということも予想され、その「不安定さ」こそが不安要素になることは言うまでもないでしょう。

ili PROには、その不安は不要です。

4.現場での使いやすさ

ili PROは、お客様の目を見ながら使用することができます。操作はメインボタンでは1つで可能。翻訳を繰り返してくれる「リピート機能」もメインボタンで対応可能です。

ほとんどの翻訳機には画面があり、画面を見ながら利用するケースが多いです。リピートするにも、翻訳機を操作しながら接客を行う必要がありました。

「目線を合わせない接客」

これは、翻訳機に利用の有無にかかわらず正しい接客と言えますでしょうか?

ili PROであれば、翻訳機というツールを利用しながらもお客様をしっかりと接客できると考えています。

現場で使える翻訳機へ

ili PROは、接客用オフライン翻訳機として様々なメリットがあります。

詳細資料のダウンロードやお問い合わせにつきましては下記よりお願いいたします。

ili インバウンド(公式ページ)